あせも（汗疹）

どんな病気？
あせも（汗疹）は、汗をかきやすいところに起こる皮膚の炎症です。あせもが悪化すると「あせものより」になります。
どんな症状？
頭、額の生え際、首、わきの下、おむつがあたる下腹部など、汗をかきやすく、かいた汗がたまりやすいところに目立ちます。細かいブツブツ（丘疹）が一面にでき、このブツブツがくっついて、真っ赤になることもあります。かゆみが強く、赤ちゃんの寝付きが悪くなったりします。
原因は？
汗の出る管の出口（汗孔）のが、汗やほこり、垢などでふさがってしまい、汗が皮膚の中にたまって炎症を起こしたものです。子どもは大人にくらべて新陳代謝が活発で、汗をかきやすく、あせもができやすくなります。
治療について
軽いものは、まめに行水やシャワーを使って、皮膚を清潔に保つだけで治ります。汗をかいたら、濡れタオルでやさしくていねいに拭きとることが基本です。症状が強いときは、ステロイド軟膏を薄く塗ります。
家庭でのケア
風通しのよい涼しい環境づくりが大切。暑くて寝苦しいときは、エアコンをじょうずに活用します。 暑い時期はまめにシャワーを浴びさせて、皮膚の清潔を保ちましょう。また、吸湿性のよい木綿の肌着やおむつを使い、汗をかいたら、細目に取り替えることも予防につながります。
※免責事項 本ウェブサイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について（最新かどうかも含め）保証するものではありません。本ウェブサイトの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。ご自身の判断・責任の範囲でご活用ください。また、本ウェブサイトを装ったウェブサイトによって生じた損害にも責任を負いかねます。本ウェブサイトのURLや情報は予告なく変更される場合があります。