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中耳炎

どんな病気?
中耳炎は、最近感染などの炎症で、中耳に分泌液がたまった状態のことです。
どんな症状?
発熱、耳痛など急性感染の症状や、鼓膜の発赤などがみられる急性中耳炎と、急性感染症状のない滲出性中耳炎があります。どちらも乳幼児期に多くみられ、自然治癒が多い病気です。
さほど多くない合併症
中耳炎は非常に心配されることが多いのですが、中耳炎による合併症は、さほど多くはありません。急性中耳炎の合併症として急性乳様突起炎がありますが、現在では0.1%以下になっています。
また、滲出性中耳炎でも軽度の難聴による言葉の遅れが問題になっていますが、5~6歳では言葉の発達に差がないことがわかっています。
重症の難聴を起こす可能性のある真珠腫の発症も、小児の10万人に6人程度で、非常にまれな合併症です。
3歳まで
中耳炎を繰り返し起こす子供もいますが、3歳をすぎればあまり起こさなくなります。
中耳炎にペニシリン系の薬
中耳炎だけに適応するクラバモックスというペニシリン系の薬があります。多少飲ませ方に工夫が必要ですが、手にされるお母さんも多いと思います。
中耳炎は、乳幼児期の発熱原因としては最も多く、第一位になっている疾患です。はじめて保育園に入園した年にかかりやすい病気です。
一方では、中耳炎の約30%~40%は、抗生物質の必要がないともいわれています。安易に抗生物質を投与することで、耐性菌の増加に拍車がかかるという注意を呼びかけられているのも事実です。
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