ミネラル-カルシウム
健康な骨や歯をつくる
カルシウムはミネラルの一種で微量栄養素ですが、骨や歯をつくるほか、心臓の鼓動や筋肉の収縮、精神の安定にかかわるなど、非常に重要な役目をになっています。しかし、日本人がつねに不足している栄養素です。乳・乳製品、小魚、青菜、大豆製品、海藻などに多く含まれています。
- とり方の注意!
ミネラル-鉄
脳や体に酸素を運搬する
鉄は体のすみずみに酸素を運び、体の成長促進に欠かせない栄養素ですが、吸収率が悪く、不足しがちです。とくに乳児で不足すると発育が遅れることがあります。また女の子は思春期になって月齢がはじまると鉄不足におちいり、貧血を起こしやすくなります。
- とり方の注意!
ミネラル-その他
不足しがちなものがふえている
ミネラルにはいろいろな種類があり、それぞれ微量栄養素ですが、成長促進にかかわっています。魚介類や野菜などに多く含まれるため、食事の洋風化にともなって不足しがちです。ただし、リンだけはインスタント食品や清涼飲料水などの取り過ぎで過剰傾向にあります。リンは取り過ぎると、カルシウムの吸収を阻害します。
- とり方の注意!
塩分
幼児期からのとりすぎが目立つ
塩分の一日の目標摂取量は成人で10g以下、幼児で2~3g以下がめやすですが、実際には、成人の平均は13g、幼児は9gと過剰気味。
- とり方の注意!
油脂
必要ではあるがとりすぎに注意
エネルギー源や調味料として必要ですが、適正量を取るよう心がけます。
- とり方の注意!
食物繊維
不足気味なので野菜類をふやす
食物繊維は、便秘から生活習慣病の予防まで幅広い働きをしますが、食事の洋風化にともなって、近年、不足している栄養素です。
- とり方の注意!
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