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かかりつけの小児科2

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かかりつけの小児科医とよい関係を
  • 診察時間を守る
評判が緊急のとき以外は診療時間をきちんと守ることがマナー。予約診療を行なっている病院ではひとりが遅れると、みんなに迷惑がかかります。都合が悪くなったら前持って電話をいれましょう。
  • 医師を信頼してなんでも話す
医師の質問には正直に答えることが大切です。隠しごとをすると、重大な病気を見逃すことにもなりかねません。以前にかかった医師や病院についての経過説明を話し、それまで服用していた薬があれば、薬の名前、分量、期間なども伝えておきます。
また、疑問点があればしっかり質問すべきですが、むだ話や世間話はひかえましょう。ほかの子どもの診察時間を奪うことにもなります。
  • 医師の指示はきちんと守る
疑問点を解決して納得して受けた指示である以上、医師の指示を守ることです。薬の飲み方を変更したいなどのときは、再度相談しましょう。

  • できるだけ午前中に受信する
少しでも重症と思われたら、午前中に病院にいきましょう。検査や入院が必要なときや、ほかの病院を紹介する場合など手続きがスムーズになります。

  • 転院したいときはセカンド・オピニオンを聞く

治療経過が思わしくなくて、現在の治療に不安があり、それに対して医師が明確に答えられなかったり、説明をされても安心が得られない場合は、転院を考えてもよいでしょう。


しかし、その前にほかの医師に診察を受けて、もうひとつの意見(セカンド・オピニオン)を聞くことをおすすめします。その場合、
○ 「現在の病院で行った検査とその結果」
○ 「処方された薬」
を伝えます。医師の考え方や治療方針がわかるからです。セカンド・オピニオンを求めたうえで、納得できる医療を選ぶのがよい方法でしょう。

夜間・休日診療はどうする?

子どもは、夜間や休日に突然具合が悪くなることが多いものです。まずかかりつけの小児科医に、緊急時でも診察してもらえるかどうか相談してみましょう。

みてもらえない場合には、地域の緊急体制を調べておく必要があります。各自治体で、日曜・祝日当番医などの制度を設けているところも多く、市区町村の広報誌に掲載されています。役所や保健所、医師会に問い合わせても教えてくれます。

土曜日の朝だけやっている、或いは日曜日はやっている、といった小児科医も最近は増えてきています。どうしてもかかりつけの小児科が休みの日はありますので、いざという時に備えて、調べておくとよいでしょう。



じょうずな診察の受け方
  • 子どものようすがわかる人といっしょに受信する
いつからどんな具合なのかをくわしく聞くことで、医師は診断のめやすがつくものです。保護者が子どもを連れていけなくて、祖父母などに頼む場合は、経過を書いたメモを渡しましょう。

  • 脱ぎ着が楽な服装で

体調が悪い時に衣服が脱ぎにくいと、子どもはイライラして不機嫌になり診察にさしさわります。上下がわかれているものや前開きの洋服が便利です。前の人の受診中にボタンをはずしたり腕をそでから抜いておいて、すぐに脱がせられる状態にしておきます。
  • 診察前は食べさせない

家を出てから受信するまでは、ミルクや食べ物を与えるのは避けます。口の中をみるときのさしさわりになりますし、おなかの触診のときに吐くことがあり、正確な診断の障害になります。むずかるときは、吸収の速い水かお茶を与えます。
  • 症状を明確に伝える

症状や経過を整理したメモを持参して、順を追って具体的に手短に説明しましょう。医師が聴診しているときは話しかけるのはやめます。

体温はあらかじめ家ではかっておき、吐瀉物や便も診断のかぎになることがあるので持参します。また、独特のせきをするときは、録音して医師に聞いてもらうと、診断の参考になります。

なお、心配ごとや疑問点もメモにして診察後に質問するようにしましょう。不安や疑問を家に持ち帰らないことが大切です。
  • 薬の飲ませ方は正確に聞く
処方された薬については
○ 「なんのための薬か」
○ 「いつ使うのか」
○ 「症状がおさまっても続けるのか」
などを確認しておきましょう。飲みにくい薬は、飲ませるくふうも教えてもらうと楽です。粉末薬などが苦手な時は、処方される前に医師に伝えましょう。シロップなど、ほかのタイプの薬にかえてもらえることもあります。

家庭でのケアについても、わからない事はしっかり聞いて帰りましょう。


「ようすをみましょう」の意味は?


呼吸停止やけいれんの場合は、秒単位の治療が必要になります。それに対して、かぜが原因の発熱、鼻水、せきなどは、受信した日の夜に熱が40度に上がっても、せきや鼻水がひどくなっても治療方針は変わりません。医師にはそうなることが予想できるからです。

「緊急にどうこうする必要はない。処方した薬の効果が現れるまでにはある程度の時間がかかる。だから経過をみましょう。その結果、症状が改善されなければ、別の薬を処方しましょう」

というのが「ようすをみましょう」の意味です。

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