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食事の基本1

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健康を考えた栄養と食事の基本


各栄養素をバランスよく摂取しよう


食事は単に、おなかをいっぱいにすればいいというものではありません。子ども時代の食事は、将来、生きていくための基礎体力をつくる大切なものです。子どもの好きなものを、好きなだけ与えてしまわず、必要な栄養素がバランスよくとれるようくふうします。また、味覚が形成される時期なので、1つの食品にかたよらず、いろいろな食品を味わうことも大切です。


食品は栄養面から4つの群に分類されます。1日20~30品目を目標に、毎回の食卓に、
  • 主食(ご飯、めん類、パンなど)
  • 主菜(肉、魚、乳製品、卵など)
  • 副菜(野菜、果物など)
をそろえるようにします。

炭水化物


脳や体のエネルギーとなる


炭水化物は主食(ご飯、パン、うどん、そば、パスタなど)に含まれており、体内で分解されてブドウ糖となり、エネルギー源としてはたらきます。とくに、脳や神経系の唯一のエネルギー源となるので、必要なだけきちんと補給することが大事です。
  • とり方の注意!
パンやパスタなど、洋風のものはバターや油などを使うため、とりすぎてカロリーオーバーにならないよう注意することが必要です。


その点、ご飯やそば、うどんのように和食のものは、カロリーが低くおさえられます。とくに、ご飯はゆっくりと消化されるため、血糖値の上昇がゆるやかで、腹持ちがいいのが特徴です。朝食でご飯をとると、午前中いっぱいエネルギーを持続させることができます。

たんぱく質


筋肉や臓器の発育に欠かせない


筋肉、脳、臓器が急激に発達する子ども時代は、たんぱく質が大人にくらべて多く必要です。ただし、現代の食生活は洋食傾向が強く、たんぱく質が多すぎるのが特徴です。必要以上にとりすぎないよう気をつけましょう。
  • とり方の注意!
アミノ酸のバランスのいい良質のたんぱく質は、肉、魚、卵、牛乳ですが、そういった動物性たんぱく質にかたよらず、豆製品などに含まれる植物性たんぱく質も、バランスよくとるようにします。また、肉類は油の多い食品を選ぶとカロリーが高くなるので、なるべく赤身の部位を選ぶようにします。

ビタミン


体の調子をととのえる潤滑油


微量栄養素であるビタミンは、ほかの栄養素のはたらきをスムーズにする大事な役目をはたしています。おもなビタミンはA、B1、B2、C、D、Eで、B群やCは不足しやすいので注意しましょう。ビタミンA、D、Eは脂溶性で体内に蓄積されますが、B群やCは水溶性なので調理による損失が大きく、体内に蓄積することができません。毎食ごとに野菜などをとり、まめに補給することが必要です。
  • とり方の注意!
目や粘膜のはたらきに作用するビタミンAは、レバーやうなぎといった動物性食品や、緑黄色野菜からとれます。緑黄色野菜のなかのほうれん草や小松菜などにはビタミンCも多く含まれるので、ビタミンAといっしょに効率よくとることができます。


かぜなどの予防にきくビタミンCは、野菜や果物からとれますが、果物は果糖という糖分も多く含まれるので、ほどほどにしましょう。ビタミンCはいも類に多いので、野菜が苦手な子は利用するとよいでしょう。


披露を回復するビタミンB1は豚肉、胚芽米、ライ麦パンなどに、発育を促進するビタミンB2は魚、牛乳、卵、納豆などに多く含まれます。豚肉はなるべく赤身の部分を選ぶようにします。

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