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かかりつけの小児科1


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困った時は小児科へ

みなさんのなかには、病気の種類によって診察を受ける医師を変えなければならないと思っている方がいるかもしれませんが、なにか困ったことが起きたのなら、まず小児科に相談しましょう。

小児科は子供の病気や心の健康の専門家です。
目や耳、皮膚の病気についても、たいていの問題は小児科で解決できますし、もし専門家の診察が必要なときには、小児科医から紹介してもらうことができます。

また、小児科医は病気を治すばかりではなく、予防接種や乳幼児健診も行い、育児相談や心の悩みの相談にも応じてくれます。

これは、という小児科医を見つけたら、病気のときだけではなく予防接種や健診でも同じ小児科医にみてもらうといいでしょう。

小児科医はしだいにお子さんの特徴や性格も理解し、その子に合った治療ができるようになるはずです。子育てや教育についてもきっとよいアドバイスを与えてくれるものと思います。

子供は、さまざまな病気を乗り越えながら成長していきます。とくに月齢の低い赤ちゃんの場合、突然病気になることが多く、周囲を心配させます。

子供には生まれながら自然治癒力が備わっています。そうした能力をじょうずに生かし、助けるのが医師と親のつとめです。病気の診断と治療は医師、家庭でのケアは親の役目です。

身近になんでも相談できる話しやすいかかりつけの小児科医をもつと、データの蓄積もあるので、その子に合ったより適切な治療ができます。とくにアレルギー体質などの子どもは、くすりひとつとっても適切な薬を処方してくれます。

そういった小児科医は、子どもが健康を維持していくための協力者といえます。
ですから、中学生ぐらいまで(19歳ともいわれますが)小児科で診察を受けてもよいでしょう。



ふだんのようすをしってもらうと診断も確実

かかりつけの小児科には、病気のときだけでなく、健康診断を受けたり、予防接種のことなどを相談して、ふだんから子どもの体質やくせなど、健康なときの状態を知っておいてもらうことが大切です。そうすることで、より理想的な診察が受けられるでしょう。

なお、以前は小児科もほかの診療科と同じように「病気になってからいくところ」でしたが、最近では病気以前の段階で受信する人がふえています。

たとえば、発育や発達の相談。そのなかには小学生や中学生の登校拒否などの悩みなども含まれています。子どもの健康全般を考えると、体だけでなく心の問題も、同じように小児科の領域です。ふだんの子どもの健康管理や心配ごと、親自身の育児不安などについても、気軽に受信して指導を受けることをおすすめします。

とくに、乳幼児の場合、マニュアル通りに育たないという悩みをかかえる親の相談も多くみられますが、その子の個性を認めて理解し、親に適切なアドバイスをしていくのも小児科医の役目なのです。

このように病気のときだけでなく、子育て全般の相談も気軽にできるかかりつけの小児科医が身近にいると心強いものです。なんでも心を開いて話せる、信頼できる医師を選びましょう。


かかりつけの小児科医をみつけるポイント
  • 近所で評判がよい
評判がよいというのは、よい医師を見分ける一般的な基準です。診察を受けた数人の意見を聞いてみましょう。あるいは、インターネットなどを活用するのも一つの方法です。ただ、平均点がよくてもその人にとってよい医師とはかぎりません。自分の目で確かめて判断することが大切です。
  • 家の近くにある
近ければ近いほど理想的です。車でなら30分以内で選ぶべきでしょう。通院に時間がかかると、年齢が低い子ほど負担がかかります。いざというときにも、近くだと安心です。
  • 小児科の専門医である
子どもの病気は、やはり専門の小児科医がいちばん適切です。専門外だと、まぎらわしい病気などの場合に見落としがあったり、また、古い知識で対処せざるをえないことがあります。

近くに小児科医がないときいは、内科のほかに小児科の看板をだしている病院がいいでしょう。開業医の看板には、自分の専門が最初に書いてあります。

「小児科・内科」と書いてあれば、専門は小児科、「内科・小児科」とあれば、専門は内科と考えてよいでしょう。

  • 総合病院より開業医
近くに総合病院があれば、そこの小児科でもかまいませんが、大きい病院では、診察までの待ち時間が長くなります。これでは、子どもが疲れて負担が大きくなります。また、軽いかぜで受信して、重い感染症をもらって帰るということもよくあることです。

開業医のほうが診察時間も融通がきき、新規の患者さんが少ないぶん、話もじっくりきいてもらえます。まず近くの開業医で治療を受け、病気が重かったり検査が必要なときは、その医師の紹介で大きな病院へいくのがよいでしょう。

  • 医師との相性がよい
評判のよい医師でも、いやな気分や、不信感をもつようでは、よい治療につながりません。気持ちが通じて、話すと元気のでる医師を選びましょう。
  • 質問にていねいに答えてくれる
病名を告げるだけでなく、病気の原因や症状、治療方針をていねいに説明して、家庭でのケアまで的確に指示してくれるようなら安心です。

また、患者や保護者の質問に対してもわかりやすく答えてくれることも大切なポイントです。

  • 研究熱心で勉強をしている
研究熱心で常に新しい情報をもっている医師は、薬を山のように処方したり、むやみに注射をしないものです。そして、治療に熱心で、病気についても親が納得いくように説明してくれるものです。また、自分の手に負えないと判断したら、すぐ専門医を紹介してくれる医師は良心的です。


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