食道炎

どんな病気？
食道炎とは、胃液や胆汁が食道に逆流したり、細菌が感染したりして食道に炎症が起き、びらんや潰瘍をつくる病気です。
どんな症状？
やたら胸やけがして、ものを飲み込んだ時にヒリヒリとします。そのため食がすすまなかったり、症状が重いと、嘔吐を繰り返し、体重が減っていく子どももいます。
原因は？
食道炎でいちばん多いのが、逆流性食道炎といって、胃液や胆汁が食道に逆流し、その刺激で炎症が起き、びらんや潰瘍をつくる病気です。 逆流性食道炎の背景には、胃の一部が食道裂孔に脱出する食道裂孔ヘルニアがあるケースがあります。 そのほか魚の骨などの異物が食道に刺さり、そこから細菌が感染して炎症が起こることもあります。
治療について
食道造影や内視鏡検査により原因を調べ、刺さっている魚の骨を取るなど、炎症の原因を除きます。 逆流食道炎の場合は、制酸剤やＨ2ブロッカーなどを投与します。
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