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B型肝炎

どんな病気?
B型肝炎とは子どもの場合は母子感染や、血液製剤の輸血などから感染し、キャリア化することがある肝炎です。
どんな症状?
B型肝炎に感染すると、発症する前に軽い黄疸がみられるようです。症状は食欲不振、腹痛、下痢、だるい、吐き気などで、発熱はA型肝炎ほど目立ちません。
輸血によって感染した場合の急性B型肝炎では、ギアノッティ病をともなうことがあります。赤い丘疹が顔や脚の前面に対照的に現れ、3~4週間で消えます。発疹と同時に肝臓やリンパ節がはれてきます。なかには劇症肝炎を起こす例もあります。
原因は?
病原体はB型肝炎ウイルスで、キャリアの母親から妊娠時に、あるいは出産時に産道をとおるときに感染します。これを予防するためにB型肝炎免疫グロブリン注射とB型肝炎ワクチンの接種が行われます。
B型肝炎ウイルスに感染してから検査が陽性になるまでのあいだに献血された血液には、ウイルスが混入している可能性がありますが、近年開発された高感度の核酸増幅法の導入によって、大幅にこの期間が短縮されています。
治療について
B型肝炎に感染したら特別な治療法はありません。症状が強くなければ輸液を行い、回復したら高たんぱく、高エネルギーの食事を基本とします。
慢性化したら肝硬変、肝がんへと進行するので、時期をみて、インターフェロンの投与が行われます。
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